top of page

保育料無償化のその先に。保育を支える人をどう増やす?福祉企業委員会

執筆者の写真: 西村ゆみ
西村ゆみ
9月4日
読了時間: 4分

本日、福祉企業委員会で質問しました


<私の質問>


高槻市幼稚園条例及び高槻市立幼保連携型認定こども園条例中一部改正について質問いたします。


今回の改正は、昨今の物価上昇等による運営経費の増加を踏まえ、子ども・子育て支援法施行令の一部改正により、子育てのための施設等利用給付の上限額が引き上げられたことに伴い、保育料を改定するものと理解しております。


今回は、これに関連して、保育にかかる経済的負担と保育人材の確保という観点から伺います。


高槻市では令和8年4月から、所得制限や第何子かを問わず、2歳児クラスの保育料無償化が実施されています。


保護者からも大変助かるという声を聞いており、子育て世帯の経済的負担を軽減するという点で、大変意義のある施策だと考えています。


一方で、保育の受け皿を支えるためには、そこで働く保育士の確保も重要です。


高槻市では現在、保育士確保に向け、奨学金返済支援事業や宿舎借り上げ支援事業、高槻市保育士・保育所支援センターなど、就職支援と離職防止の両面から取組を進めています。


事前にお聞きしたところ、奨学金返済支援事業については、大学等への周知は行っているものの、高校生に向けた周知は行っていないとのことでした。


しかし、進路を考える高校生の中には、子どもに関わる仕事がしたい、保育士になりたいと思いながらも、家庭の経済的事情などから、大学や短期大学、専門学校等への進学を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか?


大学等に進学してから高槻市への就職を働きかけるだけでなく、進路を選択する段階から、保育士という仕事を選ぶことができると伝えることも、将来の保育人材の確保につながるのではないかと考えます。


そこで伺います。


奨学金返済支援事業をはじめとした高槻市の保育士確保に向けた支援制度について、今後、市内の高校等にも周知の対象を広げ、進路選択の段階から保育士を目指す若者に情報を届けてはいかがでしょうか?


答弁

ご質問が、保育士確保に向けた支援制度に係る情報発信に関する内容でございますが、本件議案審議とは関係がないものと思料いたしますので、答弁は差し控えさせていただきます。



私の意見



今回の改正そのものは、国の施設等利用給付の上限額引上げに伴う保育料の改定であることは理解しています。


一方で私は、保育を利用する家庭の負担だけでなく、その保育環境を実際に支える人材の確保も、持続的な保育環境を考える上で関連する課題であると考え、質問したものです。



今回は答弁を差し控えるとのことですので、この点については改めて一般質問等の機会に取り上げたいと思います。


***********************


今回の質問を終えて


保育料を無償化しても、保育を担う人がいなければ、必要なときに保育を利用することはできません。


今いる保育士を支えることはもちろんですが、経済的な事情によって、「保育士を目指したい」という選択肢が、最初から狭められることのないように。


進路を選ぶ段階から、利用できる支援制度などの情報を届けることも大切だと考えています。


今回の委員会では、議案審議との直接的な関係がないとのことで、答弁は差し控えるとのことでした。


ただ、私自身は、保育を利用する家庭への支援と、その保育を支える人材の確保は、どちらもこれからの保育環境を考える上で大切なテーマだと考えています。


そこで、このテーマは改めて一般質問で聞くことにしました!


大学や専門学校等に進学してから「高槻で保育士として働きませんか?」と伝えるだけではなく、そのもっと前。


高校生など、これから進路を考える若い世代にも、


「保育士を目指したいと思ったとき、こんな支援がありますよ」


と情報を届けることはできないでしょうか。


やりたい仕事があっても、経済的な事情で、目指す前から選択肢から外してしまう人を少しでも減らしたい。


次回の一般質問で、市の考えを聞きます。


この記事に関するご意見・感想は西村ゆみ公式ラインよりお願いします



 
 
 

コメント


bottom of page