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  • 執筆者の写真西村ゆみ

6月議会 一般質問④働きやすい環境を整備するためにその①障がい者の採用について

こんにちは

6月議会が終了しました。


障害のある人もない人もみんなに優しい街をつくりたい私の政策に基づき4点質問を致しました。


4 働きやすい環境を整備するために

その①障がい者の採用について


働きやすい環境を整備するために その①障がい者の採用について


<私の質問>

社会には、働きたい意欲を持ちながらも障害特性が理由で働く機会に恵まれない方々がいます。


人手不足は社会課題として喫緊の議題に上がっているにも関わらず、障害者雇用の実態は一部の身体障がい者のみあがっており、その他の障害特性を持つ方々は改善されていません。


実際、パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030年」によると2030年に人手は644万人足りなくなると言われています。

国は女性活躍、高齢者活躍、外国人の採用を述べていますが、そこに障害者の活躍は含まれていません。


その理由は、


どのような仕事をさせたらいいか分からない、

企業内で障害者を受け入れる体制が整っていない


重度の障害者であればあるほど、必要とされる合理的配慮と社内活躍を天秤にかけたときに、合理的配慮を上回るメリットが見つからないと企業側はのべています。


働きたいけれど働く機会に恵まれない障害者にとって最大の壁は、採用です。


100社エントリーシートを記載し、応募したけれど会ってくれた企業はたった2社のみという現状を聞きます。採用の面接がとても難しいのです。


社会の入口に立ちたくても立てないのです。


障害者雇用における、入口の壁は大きく分けると2つあります。


目が見えない、耳が聞こえない人にどんな仕事をさせたらいいか分からない周囲の理解不足である外的要因の壁と、自分は障害者なので働けないという内的要因の壁です。


現在、外的要因の壁を崩すために国は障害者雇用率を設け、人数の引き上げも段階的に行っています。民間企業での障害者の法定雇用率は2.3%とされていますが、2024年4月より2.5%、2026年7月より2.7%へ段階的に引き上げられることが決まりました。

これに伴い、障害者を1人雇用しなければならない事業主の範囲が、2024年4月より「従業員40人以上」、2026年7月より「従業員37.5人以上」へ広がることになります。


分かる未来があるならば今から働きかけをしなければいけません。


そこで質問です。

高槻市の企業で障害者採用をもっと積極的に行う採用施策は何かありますか?


<市の答弁>


障がい者雇用の促進に向けた施策についてですが、雇用機会の創出の場として、障がい者雇用を行う企業と働きたい方をつなぐ「障がい者合同就職面接相談会」を毎年6月に開催しており、「障がい者雇用支援月間」である9月には、事業主や企業内で障がい者雇用に関わる方等を対象に、障がい者雇用に関する事例や取組を紹介する「障がい者雇用支援講演

会」を毎年開催しております。


さらに、障がい者を雇用する企業への奨励金を通じて雇用を支える「障がい者雇用奨励金」等の施策を実施することで、企業による障がい者雇用の促進を図っております。


<私の質問2問目>


障害者合同面接相談会を毎年6月に、9月には障害者雇用支援講演会を開催しているとのことです。では2問目として、障害者合同就職面接相談会に参加されている企業数や採用につながった方の昨年度の実績を教えて下さい。

また、正社員として雇用された方がどれくらいいるのかも教えて下さい。


<市の答弁>


障がい者合同就職面接相談会の実績についてですが、令和5年度は参加企業が8社、来場者数が43名、採用者数が10名、その内訳は正社員が3名、パート及び契約社員が7名の実績となっております。また、障がい者雇用支援講演会の実績については、令和5年度は参加者が18名、そのうち企業は8社15名の実績となっております。


<最後の要望>


障害者雇用の問題は、入口にすら立つ事が難しい「採用」の課題と、障害者雇用を「継続」する課題があります。


現在、高槻市では障害者の雇用を継続するよう働きかける「障害者雇用奨励金」の助成金施策がありますが、障害者の採用に結び付く助成金の制度はないとのことでした。


高槻市が雇用継続を支援すること、とても大切ですが、その前にまずは誰もが当たり前のように働く選択肢を持てる、採用の機会を増やす取り組みをしてもらえないでしょうか?


採用の機会を増やすために、まずは障害をお持ちの方々と採用担当者が出会わなければいけません。


なぜなら、採用担当者は、「会って話をしてみたら自分が思っていた印象と変わった」というからです。

私のこれまでの活動の中でたくさんの採用担当者と出会ってきました。


その方々とお話をすると、障害者に対して、勝手に悪いイメージを持たれていると感じることがあります。


そのため、エントリーシートの段階で勝手に「この障害特性では働くのは難しいだろう」と勝手に判断し、結果、チャンスを失っている障害者が多いのが現状です。


だからこそ、少しでも出会うきっかけの場をつくることが大切です。


高槻市が6月に開催している障害者合同面接相談会を2004年から20年間実施を、また2018年から9月に講演会における啓発活動を実施していることを知りました。


採用のチャンスの場を作っていること、採用に結び付いていることは喜ばしいことですが、ハローワークと協力して過去3年間での参加企業が10社程度、講演会の参加企業数も3社、8社と、私にはとても少ない参加企業数であると感じました。

参加企業数の母数が増えなければ、同時に正社員の求人も増えません。


「今年もまた昨年度と同じくらいの参加企業数だろう」と開催することだけを目的とせず、来年度に向けて少しでも多くの企業への参加を誘致してください。そのために啓発、周知、集客まで、より一層、頑張ってほしいです。


最後に・・・おそらくここにいる大半の方は


「障害者だから仕方がない。」と思う方もいるかもしれません。

「だって私は、目も見えるし、耳も聞こえるし、体は動くし」


と大半の方は課題というよりも、どこか他人事なのかもしれません。


でも皆さん、この問題は他人事なのでしょうか?


私たちはいつ交通事故にあうのか、いつ病気が見つかるか誰にもわかりません。


障害とは生まれ持った先天性だけでなく、後天性でなる方もいます。岡山市、障害者保健福祉計画の調査によると、身体障害の原因をみると、後天性疾病が54.8%、先天性障害が10.3%、交通事故7.7%、労働災害5.7%、その他の事故4.8%、出生時の損傷3.1%、戦傷、戦病、戦災2.4%となっています。このことから、後天的な疾病による障害が最も多いです。


当たり前に問題なく普通に生活している私たちが、これまで築いてきたキャリアを、障害を理由に戦力から突然外されてしまうような社会でいいのでしょうか?


自身が障害になったとしても安心して働ける、やさしい街づくり、社会をつくることが政治の使命であると私は思います。


ぜひ引き続き宜しくお願い致します


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公式ラインよりご意見お待ちしております





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