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執筆者の写真西村ゆみ

令和6年 9月議会 学級閉鎖における児童受け入れ対応について<継続質問>

こんにちは


みんなに優しい街をつくりたい私の政策に基づき3点質問を致しました。


1 不登校問題に対する予防対策について(継続質問)

2 学級閉鎖における児童受け入れ対応について(継続質問)

3 学童の公平性について


いずれも「子どもの環境」についての要望でした。


私はこの「子どもの環境」を守るために諦めずにいろんな角度から 継続してきた結果です。


これまでの学級閉鎖における児童受け入れ対応についての質問

12月議会で一般質問しました内容はこちら

3月議会での一般質問しました内容はこちら

6月議会での一般質問しました内容はこちら


9月議会 学級閉鎖における児童受け入れ対応について(継続質問)


<私の質問>


令和5年12月から継続して質問をしている、学級閉鎖における市ができる対応についてです。

 

「明日から3日間、学級閉鎖となります」といった突然の通知に際して、学童開放などの環境整備やファミリーサポートセンターが受け皿として機能することは現実的に考えて高槻市では難しいことが分かりました。


これを踏まえまして、令和6年の6月議会にて、「もうすぐ学級閉鎖になるかもしれません」と事前に注意報を出してほしいとお願いしました。事前に100名近いお母さんたちにアンケートを実施したところ、「注意報である黄色信号を出すことはできないのか」という声が9割以上だったからです。子供が学級閉鎖で在宅観護が必要であれば、準備する時間が欲しいという市民の要望だからです。

 

しかし、市からの回答は、「検討段階での不確定な情報を通知することは、保護者にとって混乱を招く恐れがあると考えています。今後につきましても学級閉鎖を決定した場合は速やかに保護者へ通知をするよう努める」というものでした。


「注意報発令」の目的が伝わっていないように思いました。


不確実な情報の通知は保護者にとって混乱を招く恐れがあるのか?「かもしれない」注意報を受け取り家庭における準備を促すことは本当に実施するにあたりできない理由になるのか?

 

「学級閉鎖注意報」の必要性を求める声を集めるために、7月5日より「学級閉鎖注意報発令」と題し、change.org内で電子署名活動を開始しました。

※686人の署名が集まりました!



 

署名活動を開始したところ、大阪市の磯路小学校の糸井校長先生より「既に我が校では注意報をだしています」というものでした。

 

校長先生と直接お話する機会があり学級閉鎖注意報を出す目的を教えて頂きました。やはり、家庭における準備時間を持ってほしいということでした。

 

「学級閉鎖になるかもしれません」注意報を出す基準は、学級内で同一疾病が要因と疑われる欠席者が概ね15%以上の場合で、コロナやインフルエンザの急増は10%を目安に注意報の紙を該当するクラスのみに配布します。休業が決定した場合は、紙媒体とメールで全校配布します。

ひと手間かかると言えば、欠席児童の休業予定クラスの座席は見て、広がり感染経路を確認します。もちろん、急増の時は予告なくメールだけで休職後下校という場合もありますが、これまで保護者からクレームを受けたことはありません。もう何十年も前からずっと同様に、注意報を出しています」

というお話でした。

 

繰り返しになりますが、学級閉鎖の情報は、突然決まることもありますが、予測できる場合もあります。


また、台風7号による新幹線の計画運休の2日前の発表もありました。これにより多くの利用者は事前の対応を行うことができたため余裕を持った予定の変更を行うことができました。


突然の閉鎖の決定通知は子育てをする母親、父親だけでなく仕事先や祖父母など多くの関係者に影響を与えます。学級閉鎖が決定するという正確な情報の前に「なるかもしれない」注意報があれば準備する時間を確保できます。

 

学級閉鎖注意報とは、少しの工夫と知恵だけで、たくさんの困った働くお母さん、お父さんたちを救う施策だと私は思います。

 

この施策を実施しない理由はないと思います。

 

そこで改めて質問をします。

 

どうか高槻市としてこの取り組みを実施して頂けませんか?


<市の答弁>


6月議会の答弁と重複しますが、本市の市立小中学校においては、朝に出席状況を確認し、学級内で同一疾病が要因と疑われる欠席者が概ね15%以上の場合は、学校医と相談の上、学校長の判断で学級閉鎖を決定しています。 学級閉鎖は緊急的・臨時的に決定するため、家庭への影響も大きいことから、決定後は速やかに保護者へ通知するよう努めているところです。特にこれから冬にかけては感染症が流行する時期となるため、改めて学校に対し、学級閉鎖決定後は速やかに通知するよう徹底を図ってまいります。また、欠席者が増加している状況において、感染経路が十分にわからず、学級閉鎖の見通しが立たない中での「学級閉鎖になるかもしれない」という情報の発出は、保護者にとって混乱を招く恐れがあるため、十分な食事や睡眠をとることや、室内のこまめな換気、手洗いやうがいの励行など、感染予防対策を呼び掛けることが肝要であると考えています。


<私の質問>


市として実施するのは難しいことがわかりました。では、学校長がやるとなれば市はその判断を支持することで良いですか?


<市の答弁>


学校では、これまでもインフルエンザ等が流行する時期等においては、児童生徒や保護者を対象に事前に学校だよりや保健だより等を通じて、感染予防対策についての注意喚起を行っているところです。 繰り返しになりますが、「学級閉鎖になるかもしれない」という情報の発出は、児童生徒や保護者にとって混乱を招く恐れがあり、かつ学校の業務過多につながる可能性があると認識しています。  学校運営に関することにつきましては、学校教育法第37条第4項にありますとおり、校長がつかさどるものとされておりますが、これまでと同様、教育委員会と学校とが連携して行うものと考えています。


<私の意見>

分かりました。私はこれから各学校を回り、頭をさげてお願いしていこうと思います。各校長先生から働く保護者の環境について理解してご協力いただけることを期待します。


**************


結果、注意報発令は市としては不確定情報発令は難しいが、保護者の意見を各学校の判断に委ねるとのことです。


これからも支援いただける皆様と頑張っていきたいと思います。


公式ラインよりご意見お待ちしております!




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