こんにちは
3月議会で3つ一般質問をしました。
※1つ目の不登校支援対策の質問はこちら
2つ目は12月議会からの継続質問ですこちら
2つ目 学級閉鎖における児童受入れ対応について<継続質問>
<私の質問>
12月議会で私が質問しました、「保育を希望する人、経済的に困る親や家庭、障害児を持つ家庭、自宅介護をしている家庭など自宅で隔離できない家庭に対して、例えば陰性証明があれば、学童開放など預かってくれるような環境を高槻市で提供することはできないのでしょうか?」に際し、市から「ファミリーサポートセンターをご利用の場合、依頼会員として登録されている方であれば利用可能」と答弁がありました。
この答弁を受け、そもそもファミリーサポートセンターは本当に受け皿になっているのかを調べました。
ファミリサポートセンターの歴史的経緯を見ますと、1994年に「急な残業や帰宅までの間のこどもの一時保育等、仕事と子育てを両立するにあたり、既存の保育サービスで対応しきれない変動的、変則的な保育需要に対応することを目的にファミサポ事業が開始され援助内容、援助対象者が拡大してきたことが分かりました。
では、受け皿としての稼働は本当にできるのか?
私は依頼会員の登録を2024年2月15日に行ってきました。
登録説明会にて職員の方からお聞きした内容は、「依頼をしてもすぐに提供会員が見つかるとは限らない」「1か月以上待っても提供会員が見つからない人もいる」とのことでした。
その理由を事前に市に伺ったところ、現在の依頼会員数は1720名に対し、提供会員数はわずか579人しかいないとお聞きしました。依頼会員と提供会員どちらも兼ねる会員も93人しかいません。
現在の需要と供給の人数バランスがあっていない中で、ファミリサポートセンターが学級閉鎖における受け皿として変動的、変則的な保育ニーズとして機能していると言えるのでしょうか?
高槻市では令和5年度より一人親家庭にファミリーサポートセンター利用料の補助をだすことを決めましたが、現状の状態のままでは制度を使いたくても使えない人がいることが安易に予想できます。
また私の娘のような、障害などの特性を持つお子さんの利用に関しては、「提供会員を見つけるのに時間がかかる可能性が極めて高い」と説明を受けました。
そもそも前回もお伝えしましたが、突然の学級閉鎖によりお困りになるご家庭は、経済的に余裕がない1人親、障害児などの特性により養育者の代替性が不可の方たちです。
その方たちが使いづらいファミリーサポートセンターにての、突然の学級閉鎖に伴う「明日預かってほしい」などの緊急性にも対応できるのでしょうか?
現在、高槻市でも提供会員の人数を増やすよう、マンション内での依頼会員と提供会員のペア入りなど、チラシを配っていますが、残念ながらまだ誰も応募がないと聞きました。
そこで質問です。
現在、ファミリーサポートセンターは学級閉鎖した時に母親父親たちへのサポートとして現在利用している人はいるのでしょうか?いるとしたら何人利用しているのでしょうか?
利用者がいないのであれば、その理由を教えて下さい。
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<市の回答>
学級閉鎖におけるファミリーサポートセンターの利用に関するご質問にご答弁申し上げます。本市では、ファミリーサポートセンターの学校に関連する活動内容の一つに「学校休み時の援助」を設けておりますが、その内容の詳細として、学級閉鎖による利用か否かについては把握しておりません。
<意見要望>
意見要望を申し上げます。
ファミリーサポートセンターの事業目的と学級閉鎖による緊急的な受入れを照らし合わせた場合、ファミリーサポートセンターは、会員として既に登録している方で、なおかつ、すでに依頼会員と提供会員のマッチングができている方でないと、緊急的、突発的な対応がとれないのではないかと考えまます。
これは、限りなく、限られた方しか受入れ対象とならないことになってしまうのではないでしょうか?
そういった意味では、やはり、学級閉鎖による児童の受け入れ対応というのは、今までにはなかった要望かもしれません。
ファミリーサポートセンターでは、このような新しいニーズに対応できるわけではありません。
しかし家庭環境の変化に伴い働くママの増加しています。
このような受け入れ態勢を整えていく検討を頂けませんでしょうか?
高槻市では子育て支援が大変充実していると言われる町で有名です。
だからこそ、「学童での預かり」や「子供の居場所に関する事業など」ほかにも受け皿となる選択肢を高槻市として検討頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します
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引き続き、継続質問をしていきます
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