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令和8年6月議会③たかつき未来パークの計画について

  • 執筆者の写真: 西村ゆみ
    西村ゆみ
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

一般質問 たかつき未来パークの計画について


【1問目の私の質問】


たかつき未来パークは、令和11年度の開業を予定し、地域共生社会のモデル拠点として位置づけられている事業です。


その出発点である「地域共生ステーション」構想では、「多様な人がいることを前提に設計する」という考え方が示されていました。


当時の資料を読むと、単なる公共施設ではなく、多様な人が活動の主体となり、人と活動が有機的につながる場を目指していたと理解できます。


一方で、現在の事業概要やこれまでの答弁では、「誰もが訪れやすい施設」「にぎわい」「交流」といった言葉が多く用いられています。


もちろん、にぎわいや交流は大切です。


私は、これらが当初の理念と矛盾するとも考えていません。

しかし当初の構想では多様な人が活動主体となることが重視されていたのに対し、現在は、人が訪れること、交流が生まれることに重点が移っているようにみられます。


ただ、私はこの施設が目指すのは、単に人が集まる場所ではなく、市民が自ら関わり地域をつくっていく場所であるべきだと考えています。


そこで質問です。


たかつき未来パークにおいて、市民はどのような存在として位置づけられているのでしょうか?


市が提供するサービスを利用する「受け手」なのでしょうか?

それとも、市民が自ら活動し、地域づくりを担う主体として位置づけられているのでしょうか?


当初の地域共生ステーション構想では、多様な人が活動の主体となる考え方が示されていました。


高槻市は、たかつきみらいパークにおける市民の主体性をどのように位置づけているのか、教えて下さい


<市の答弁>


西村議員の1問目にご答弁申し上げます。


本施設においては、市民や団体、事業者など、多様な人が活動の主体となることを想定しており、世代や障がいの有無等に関わらず、全ての人の交流を推進し、活躍の場を創出する拠点として整備を進めているところです。


例えば、ハード面では、障がい者等が自らの意思で行動できる環境整備として、先端ICT機器を導入するための設計を検討するとともに、ソフト面では、すべての人の社会参画や生活の質の向上に向けた取り組みなどについて検討を進めているところです。


【私の質問2問目】


市民が主体となる場、ということであれば、その市民には、


にぎわいの場には来づらい人

孤立しがちな人、

地域とつながりにくい人、

声を上げることが難しい人も、


当然含まれるはずです


ここで私が大切にしたいのは、こうした人を「支援の受け手」として迎えることではありません。


その人自身が、自分なりの形で参加し、地域とつながり、主体となれることです。


市はこれまで、「支え手・受け手という関係だけでなく」と説明してこられました。


私もその考え方は非常に重要だと考えています。


しかし、それを具体的に施設の在り方に落とし込んだとき、高槻市が目指している地域共生社会とは、どのような状態なのでしょうか?


そこで質問です。


安心、交流、にぎわい、活躍、地域共生、多くの理念が語られていますが、市が高槻みら


いパークを通じて何よりも実現したい「地域共生社会」の「共生」の核心とは何でしょうか?


誰もがサービスや支援を受けられる状態をさすのか、


それともそうした、にぎわいの場には来づらい人や孤立しがちな人も含めて、それぞれが自分なりの形で地域に参加し、主体としてかかわることができる状態を指すのか?


高槻市が目指す「地域共生社会」の共生の姿は何か?お聞かせ下さい。


<市の答 弁②>


西村議員の2問目にご答弁申し上げます。たかつき未来パークの理念は、「全ての人が安心して、楽しく過ごせるにぎわいのある地域社会の未来を創造すること」また、「世代や障が


いの有無等にかかわらず、全てのひとの交流の推進及び活躍の場の創出に寄与すること」であり、その目指す姿が、本市の考える「地域共生社会」でございます。誰もが地域の一員として関わり、相互に支え合いながら、それぞれの形で主体となることが重要と考えております。


<最後の要望>


最後に要望を申し上げます。


本日の答弁では、市民や団体、事業者など多様な人が活動の主体となり、「誰もが地域の一員として関わり、相互に支え合いながら、それぞれの形で主体となることが重要」との考えが示されました。


私は、この考え方こそが、たかつき未来パークの出発点である地域共生社会の理念につながるものだと受け止めています。


一方で、主体となることが重要であることと、実際に主体になれることは別の問題です。


にぎわいの場に足を運びづらい人、地域とのつながりを持ちにくい人、声を上げることが難しい人もいます。


そうした人たちにとっての安心は、にぎわいの中で生まれるものではありません。


まずは身構えずに立ち寄ることができること、

無理に交流を求められないこと、

自分のペースで関わることができること


そうした参加する前の段階の条件が整っていてこそ、安心して地域とのつながりを持つことができます。


だからこそ、この施設の設計や運営においては、人を支援の受け手として振り分けるための入口ではなく、身構えずに自然な形での地域との接点を持つことができる環境づくりを大切にしていただきたいと思います。


令和11年度の開業まで、まだ設計や運営計画を検討する時間があります。


掲げられた理念を理念のままで終わらせることなく、「にぎわいに近づきづらい人にとっての入口」を具体的な設計や運営の中に落とし込んでいただきたいと思います。


本日、市は「誰もがそれぞれの形で主体となることが重要」と答弁されました。


私は、その「誰もが」の中に、これまで地域との接点を持ちにくかった人や、にぎわいの場に一歩を踏み出せなかった人も含まれているのかという点を大切に見ていきたいと思います。


令和11年、この施設が開設されたとき、そうした人たちが支援の受け手としてではなく、それぞれの形で地域の主体としてそこにいる。


たかつき未来パークが、そのような地域共生社会のモデルとなることを期待し、今後の運営計画について高槻daysなど市民に共有して市民の参加認識を促すことが必要だと考えます。


高槻市の多額の税金が使われるプロジェクトであり、市民共有の財産となる施設です。


だからこそ、計画の検討過程や、運営の方向性についてはできる限り、広く市民に共有し、多くの市民が自分ごととして関われる環境をつくっていただきたいと思います。


今後の広報や情報発信の在り方を含めて、引き続き注視してまいります。


*******************


「誰もが」の中に、地域とのつながりを持ちにくい人も含まれているのでしょうか?


たかつき未来パークについて質問しました。


市は、誰もが地域の一員として関わり、それぞれの形で主体となることが重要との考えを示しました。


私はにぎわいの場に入りづらい人や地域とつながりにくい人も含め、誰もが自分のペースで参加できる環境づくりが大切だと考えています。


「誰もが」の中に、これまで見えにくかった人たちも含まれる施設となるよう、今後も注視してまいります。


→令和7年12月議会の福祉企業委員会で質問しました内容はこちら


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