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令和7年度9月議会 本会議2日目 予算と決算を比べられる資料づくりを求めました

  • 執筆者の写真: 西村ゆみ
    西村ゆみ
  • 2025年9月8日
  • 読了時間: 5分

本日、本会議2日目で行った決算審議に関する質問です。


私たち市議会議員は議会前に説明(レク)が役所側からあります。その際に、配布される資料は、「決算額」と「前年決算との比較」は書かれていますが、「予算額」が入っていません。


使われた資料はこちら



ここれだけ見ても、計画(予算)と結果(決算)を照らし合わせるとはできません。


こうした資料の構成そのものを改善してほしい、というのが今回の質問です。


私の質問


高槻市の9月定例会では、前年度の決算認定について審査・議決が行われます。


議員はその前に所管からレク資料をいただきますが、そこには前年度決算額との比較は掲載されているものの、前年度の予算額は記載されていません。


事前に確認したところ、この資料は国に提出が義務づけられている「地方財政状況調査」に基づいたものであり、国の基準に従って決算額を組み替えているため、予算額は載せていないとの説明でした。


正確に予算と決算を比較するのであれば、9月に配布される決算資料を参照してほしいとの回答でした。



国に提出する資料が必要であることは理解いたします。



しかし、議会へのレク資料として配布されるのであれば、前年度の予算額もあわせて提示していただければ、計画と結果を比較しやすく、議会審議の実効性が高まるのではないでしょうか。


議会審議をより充実させるためには、レク段階で前年度予算額を確認できることが重要です。


質問の方向性や論点を整理するのは事前準備の段階であり、決算資料が配布されてからでは、十分な検討時間を確保できない場合があります。


そのため、議会向けのレク資料として配布するのであれば、国への報告用資料の形式をそのまま流用するのではなく、議員が予算と実績を総合的に把握できるよう、前年度予算額もあわせて提示する工夫が望まれるのではないでしょうか。


市民を代表して審議に臨む議員にとって、判断の基礎となる情報が充実していれば、より実りある議論につながります。


市の答弁


市の答弁(要旨)

予算額は決算資料には当初予算額や補正後の予算額として記載している。

しかし事前に配布するレク資料は、国の基準に合わせた形式で作成しているため予算額は載せていない。予算と決算を比較する場合は、正式に配布している決算資料を参照してほしい。



以下議会で読まれた全文


決算に係るご質問にご答弁申し上げます。

まず、決算の認定に係る議案につきましては、会計ごとに審議・認定をいただくこととなっており、本市においては一般会計や国民健康保険特別会計、下水道等事業会計など全9会計がございます。


予算額に対する決算額については、各会計ごとの歳入歳出決算書や歳入歳出決算附属書類に、関係法令に準拠した様式で、各費目ごとに、当初予算額、補正予算額、最終的な現計予算額、その予算額に対する支出済額や執行しなかった不用額などについて記載いたしております。


なお、歳入歳出決算書、歳入歳出決算附属書類は、法令に基づき議会開催7日前に行う、本定例会の招集に係る告示に合わせて、8月28日に配布いたしております。


また、事前レク資料としましては、決算に係る案件のほか、条例案件、補正予算案件も含め、9月議会の初日に上程を予定している全案件について、主要な内容を取りまとめたものとしております。


この中で決算に係る資料としましては、各会計の歳入歳出決算総額と黒字・赤字をお示しする実質収支額等を記載した各会計の決算状況一覧表のほか、本市の決算の内容を国の基準に基づき、整理・集計した普通会計における財政状況等をお示ししております。


なお、普通会計の決算資料については、各自治体の財政状況を自治体間で比較し、より客観的に把握できるよう、決算の内容を、国の基準に基づき整理・集計しています。



私の要望


決算の説明に関するご答弁は理解いたしました。


しかしながら、現在の資料の構成では、議員が予算と実績を即座に照合し、総合的に判断するために必要な情報が不足していると感じます。


本市の一般会計の歳入規模は、令和6年度当初予算でおよそ1,400億円です。


そして市内に本社を置く酉島製作所という上場企業の売上高は、直近でおよそ860億円。規模感としては、市の一般会計に迫るほどの水準です。


そうした企業では、有価証券報告書という専門的な資料に加えて、株主の皆さまにわかりやすく説明するための資料を必ず用意しています。


投資家や株主が十分な判断材料を得られるようにすることは、説明責任を果たす上で当然の取り組みとされています。

市民の代表として議案を審議する議員、ひいては市民に対し、現状を正確かつわかりやすく説明する責務があると考えます。


国への報告用資料をそのまま議会向けに流用するのではなく、議会審議をより実効性のあるものとするため、少なくとも前年度予算額を併記し、議員が予算と決算を総合的に把握できるよう改善いただけないでしょうか。


議員が十分な情報を持たないまま審議に臨むことは、市民の信頼を損なうことにつながりかねません。


説明責任の観点からも、わかりやすい資料作成への取組みを強く要望いたします。


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家庭でも家計簿は予算と実際の支出を比べてこそ改善点が見えます。


市の予算も同じです。


ただ、市の答弁をそのまま読んで、皆さんはどう感じられますか?


私は少し、わかりにくいと感じました。


だからこそ、わかりやすい資料をそろえることで、市民と一緒に考えられる議会にしていきたいと思います。


ご意見・感想は公式ラインよりお願いします



 
 
 

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