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執筆者の写真西村ゆみ

国際女性デーから考えた女性と政治

今日は国際女性デーです。

1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー」として制定されました。「国際女性デー」は、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。 日本における女性議員参加率は、世界191か国中165位(2020年1月調べ)にとどまっており、先進7か国では最も低いと言われています。

なぜ女性の政治参加が進まないのでしょうか?

私は「女性」がという視点に「女性」自身がとらわれているからなのではないかと考えています。まだまだ日本の女性政治家のイメージは「女性だけど男性並みに活動をしている」イメージが強いからではと思います。

なぜグローバル視点だと「女性」は活躍できるのでしょうか?

それは女性だからではなく、「個人」としての視点をもって、自らの環境をよりよくしたいという意識を実際に行動しているからだと考えます。

では、なぜ日本の女性はその意識は行動に結びつかないのでしょうか?

海外に比べて民族的な多様性が少ない国であることは「多様性」の本当の価値を認識できてないからではないかと考えます。

私は娘は生まれつきの全盲です。出産後にこの事実を聞いた時には自分の人生が終わったようにさえ思いましたが同時に我が子の将来を考えなければならないという責任を感じました。 幸い、我が子は全盲であること以上に健康で活発に成長をしてくれていて、全盲であるデメリットより、傾聴力の強さ、言葉の使い方など親としてメリットを感じる日々です。そうした日々の中で私は初めて本質的な「多様性」のメリットを知ることができるようになりました。 しかし、その認識は同時に我が子の「多様性」が社会に受け入れられるには、子供が成人する20年後の社会に対する不安の発生でした。

「多様性」を最も認識しているのは子供を産む性の女性ならではの視点なのではないでしょうか?

女性の政治参加は、「女性」だから経験したことや、考えたことを社会に必要ということが本質ではないでしょうか。成熟社会である日本では、これまでの成長機軸の政治から、次世代にステージチェンジに向けた「多様性」を認識した政治が必要であると考えています。

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