こんにちは
本日、本会議にて1つ質問を致しました。
<私の質問>
令和7年度、特別支援教育に関する予算が 1,900 万円増額されていることを踏まえ、
以下の2点について質問いたします。
1点目、1,900 万円の増額分はどのように活用されるのでしょうか。
学習活動支援員、日常活動学校生活介助支援員、看護師医療的ケア活動支援員のうち、どの職種が何名増員される予定かをお聞かせください。
2点目、本来は支援学級に入室入級する基準を満たしているにもかかわらず、教員不足
を理由に通級指導教室を勧められるケースが発生していないか懸念しております。
高槻市において、こうした課題が生じていないか、また、支援学級の入室入級基準の運用についてどのように対応されているのでしょうか。
<市の答弁>
1点目の主な増額の理由は、各学校における支援を必要とする児童生徒の状況による学習活動支援員及び医療的ケア活動支援員の増員と、必要な人材を確保するため医療的ケア業務の一部を委託するものです。
2点目についてですが、教員不足を理由に、支援学級や通級指導教室への入級、入室を認めないケースはございません。なお、支援学級への入級については、本人や保護者の意向、障がいの状態、教育上必要な支援の内容を考慮し、総合的に判断しています。
<私の質問2回目>
支援学級については、国が定める配置基準のようなものがあるのでしょう?
また、支援学級の入級について、「支援の内容を考慮し、総合的に判断している」と
のことですが、その総合的判断の基準は何でしょうか?
私のもとには、複数の保護者から 「支援級を希望していたが、通級を勧められた。
先生が不足しているからではないか、何を基準に支援級への入級入室なのかと不安に
思っている」 といった声が寄せられています。
<市の答弁2回目>
支援学級の学級編制については、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」にて、1学級の児童生徒数は8人と定められており、各学級に支援学級担任が配置されます。支援学級への入級については、これまでも、学校や教育委員会が、保護
者との教育相談や、対象児童生徒への参観などを通して、本人や保護者の意向、一人一人の障がいの状態を丁寧に把握しているところであり、今後も、教育上必要な支援の内容を十分に検討したうえで、判断してまいります。
<最後の意見・要望>
入級基準は、本人や保護者の意向、障害の状態を踏まえて判断されるため、明確な基準は設けられていないことが分かりました。 しかし、基準が不明確であると、「あの子は入級できたのに、なぜ我が子はできなかったのか?」といった疑問や不安を抱く保護者が出る可能性があります。 そのため、希望がかなわなかった保護者に対しては、なぜ入級が認められなかったのかを、納得できるよう丁寧に説明することを強く要望いたします。
**********************************
今回の質疑を通じて、支援学級の入級に関する透明性の確保や、保護者への説明責任の重要性が改めて浮き彫りになったと感じました。
この記事に関するお問合わせは公式ラインよりお願い致します

Comments