こんにちは
所属する福祉企業委員会でこども誰でも通園制度について学ぶため、静岡県浜松市と、行政で取り組むべき認知症対策について学ぶために愛知県大府市へ視察に行ってきました。
1日目は静岡県浜松市へ
「こども誰でも通園制度」
この制度は保護者の就労状況や利用目的を問わず、0〜2歳の子どもが保育施設に通うことができる制度です。2026年から本格導入される予定で、現在は各地でモデル事業が実施されています。
育児の負担や孤立感を軽減することを目的として、浜松市では認定こども園、市立保育所、少人数保育事業、市立幼稚園など26の施設で子どもを受け入れています。
<高槻市との比較>
高槻市でも同様の取り組みが行われていますが、対象施設はたった2つの認定こども園のみです。
施設側が「こども誰でも通園制度で通うお子様を受け入れたい」と思うにはどうしたらいいか?施設側の視点に立って考える重要性を教えて頂きました。
<制度の目的と利点は?>
一時保育の制度が既に存在していますが、一時保育は親の必要に応じた単発の利用が主です。一方で「こども誰でも通園制度」は登録制であり、定期的な保育を提供します。これにより、市が利用状況を把握しやすく、支援が必要な家庭への対応がしやすくなります。
一時保育→ 親のレスパイト(休息)を主目的
こども誰でも通園制度→ 子どもの発達を支え、親の育児不安を軽減することが目的
一時保育と違って こども誰でも通園制度は月に10時間の利用制限がありますが、定期的な保育を通じて子どもの成長をサポートし、親への継続的な支援を提供します。
<障がい児でも通えるのか?>
医療的ケアが必要な子どもを除いて通えます。→高槻市も同じでした!
<感想>
最後にお話を通じて、浜松市の担当者から「試行的事業だからこそ、多くのことに挑戦し、結果を知りたい」とお話をお聞きし、新しいことに挑戦する姿勢が印象的でした。
高槻市でも2026年に向けて、この制度の準備を進め、必要な整備を進めていく予定です。市と協力しながら、仮説検証を重ね、より良い制度作りを目指していきたいと考えています。
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