令和7年9月議会 介護保険事業について<福祉企業委員会>
- 西村ゆみ

- 2025年9月10日
- 読了時間: 3分
こんにちは
本日は所属している福祉企業委員会でした。
別のブログ(note)にて、剰余金て何?どうして積み立てるの?について解説しております。
質問① 介護保険事業について
介護保険事業についてお伺いします。
介護保険給付費等準備基金について、令和6年度と比べて額が倍増しています。
事前のお話しの際、ご説明の中で「結果的に、歳入と歳出の差が大きくなった」とありました。
つまり、予算策定段階での見込みと実績に大きな差があったという理解でよろしいでしょうか。
この差は、想定外の出来事によるものなのか、それとも見積り精度そのものに課題があったのか、明確にご説明ください。
<市の答弁>
介護保険特別会計の予算と決算の差についてですが、歳出予算のうち、主な支出項目である介護給付費は、国が示す手順に従って3か年ごとに策定する介護保険事業計画において、人口や要介護等認定者数の推計等を基に、計画期間における各介護サービスの利用見込み量を求め、必要と見込まれる予算を計上しております。
しかしながら、決算では、介護サービス量が、実績として予算計上時の見込みより少なくなったことなどにより、予算との差が生じるものでございます。
令和6年度の給付費の予算額に対する決算額の割合は92%で、概ね見込みに近い範囲であり、サービス利用量の見積りは妥当であったと考えています。
なお、決算剰余金を積み立てた介護保険給付費等準備基金は、計画において保険料基準額を定める際に、残高の全額を取り崩し、保険料上昇の抑制に活用しています。
<要望>
市民の皆さんにとって「剰余金」と聞くと、どうしても市が余ったお金をため込んでいるのではないかという印象を持ちやすいのではないかと思います。
実際に私も、「余っているならすぐに保険料を下げてほしい」「ため込んでいるのではないか」といった声を、市民の方からたびたび耳にします。
しかし、実際にはそうではありません。
介護保険制度は、今の世代が将来も安心して給付を受けられるように、そして下の世代が過大な負担を背負わないように、世代間の公平性を守る仕組みとして設計されています。
もし単年度で、その年に払った分はその年にすべて使い切る」という形をとれば、今の世代が将来必要とする給付が確保できず、また下の世代の負担が大きくなってしまいます。
だからこそ、剰余金は介護保険給付費等準備基金に積み立てられ、次期の保険料の上昇を抑えるために取り崩して活用されています。
つまり剰余金は「ため込み」ではなく、将来のための積立であり、市民の保険料負担の軽減に充てられる仕組みになっているのです。
ただ一方で、この制度の仕組みが十分に市民の皆さんに伝わっているとは言えず、「余ったお金をどうしてすぐに保険料に反映しないのか?」といった疑問や不信感につながりかねません。
今後に向けては、剰余金の使い道や制度の意義について、市民によりわかりやすく丁寧に説明していただきたいと要望いたします。
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介護保険のお金の仕組みは複雑で、どうしても「分かりにくい」「ためこんでいるのでは?」と感じられてしまいがちです。
けれど実際には、剰余金は“余り”ではなく「将来の保険料を守るための積立」
今の世代も、これからの世代も安心して介護サービスを受けられるように準備されているものです。
だからこそ、市には「どう積み立て、どう使われているのか」をもっとわかりやすく伝えてほしい。
市民の皆さんにとって納得感のある制度であり続けるよう、引き続き確認と提案を続けていきます。
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