墨田区における内密出産(ベビーバスケット)の取り組みについて視察
- 西村ゆみ

- 2 日前
- 読了時間: 2分
東京都墨田区において、内密出産(いわゆるベビーバスケット)に関する取り組みについてヒアリングを行いました。
本視察は、「事情があって産めない」といった状況に置かれた方への支援のあり方を考えることを目的とし、制度の仕組みや行政の役割、関係機関との連携体制について理解を深めるために実施したものです。
現地では、本事業が行政主導ではなく、病院の主体的な判断により開始された取り組みであること、また児童相談所や警察、乳児院等との連携により運用されている実態について確認しました。
子どもの安全確保や養育先の確保など一定の支援体制は整備されている一方で、匿名出産に伴う戸籍の取り扱いや、子どもの将来的な自己理解といった課題も存在していることが分かりました。
また、こうした取り組みが必要とされる背景には、妊娠初期からの相談支援体制の不足など、より上流の課題があることも示唆されました。
さらに、泉佐野市においても同様の取り組みを検討する動きがあるとされており、本テーマが全国的な課題であることも認識しました。
一方で、「命を守る」という観点と、「自己決定」や社会的受容とのバランスなど、慎重な議論が必要なテーマでもあります。
今回の視察を通して、制度の是非だけではなく、「なぜこの仕組みが必要とされているのか」という背景に目を向けることの重要性を改めて感じました。
今後は、制度の導入可否のみならず、関係機関との連携のあり方や、妊娠初期からの相談支援体制の充実、市民理解の促進といった観点も含めて検討を進めてまいります。
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今回の視察を通じて感じたことについては、なぜこの仕組みが必要とされているのかという視点からnoteにもまとめています。
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