福祉企業委員会 質問①学童のトイレ問題を質問しました
- 西村ゆみ

- 3 日前
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3月9日、福祉企業委員会にて3つ質問を致しました。
①学童のトイレ問題について
<私の質問>
学童保育について、さまざまなご意見が私のもとに届きます。
その中でも、赤大路小学校の学童に関してトイレ環境の改善を求める要望書と、約200名の署名が提出されています。
私も実際に現地を確認しましたが、学童A室 では現在46名の児童に対しトイレは2つのみであり、特に長期休暇中は混雑が常態化している状況です。
学校のトイレの活用も行えるようにしているとのことですが、遠方のトイレへ職員が付き添うことで、見守り体制に影響がでているというお声もあります。
そこで質問です。
施設改修、トイレの増設など直ちに困難で行うことは理解しております。
しかし、施設整備とは別に、オペレーションの見直し、運営方法の工夫によって安全性や混雑緩和を図る余地、体制面での変更を今できることとしてあるのではないでしょうか?
例えば、
・学年ごとの利用時間の調整する
・低学年を近くのトイレを優先する運用
などのオペレーションの改善です。
施設条件がすぐに変えられない中で、オペレーション面での改善について検討は考えていないのでしょうか?
<市の答弁>
学童保育のご質問についてですが、 ご指摘いただきました赤大路小学校の学童保育室については、A室・B室の2部屋で運営しており、部屋同士は約20メートルの通路をはさみ立地しています。 学童専用のトイレは A室には洋式の腰掛便器が2か所、B室には、洋式腰掛便器が5か所、男子用小便器が2か所あり、A室・B室あわせて約90名の児童に対し9か所の便器が設置されており、現場からは待ち時間なく利用できているとの報告を受けています。 今年度に入り、更なる利用環境の充実を図るため、小学校の校舎内のトイレについても、学校と調整し利用できることとなりました。 引き続き、学童保育の児童がより良い環境の中で過ごせるよう、指導員や児童・保護者の意見も踏まえながら、必要に応じて運用面の改善にも取り組んでまいります。
<2問目の私の質問>
署名が開始されたのは1月13日から30日までと承知しています。
その後、約1か月が経過していますが、この短期間の間に混雑の実態は解消されたという認識なのでしょうか?
約200名もの署名が短期間で集まったという事実は、一定数の保護者が利用環境に課題を感じていることの表れであると受け止めています。
一方で、「現場からは待ち時間なく利用できている」との報告とのことですが、その認識と保護者の実感との間に乖離が生じている可能性はないのでしょうか。
そこでお伺いします。
現在の利用実態について、市はどのような方法で把握しているのか。
具体的な確認方法や検証のプロセスをお示しください。
また、施設条件の変更が直ちに難しい中で、運営方法やオペレーション面での改善について、具体的に検討している事項があれば併せてお示しください。
<市の答弁>
学童保育のトイレ利用に係るご質問についてですが、 保育中のトイレ利用の状況については、学童保育指導員からの報告で「待ち時間なく利用できている」ことを定期的に確認するとともに、当課職員も複数回、現場に赴き利用実態を調査し、混雑することなく利用できていることを確認しております。 繰り返しになりますが、学童保育室専用の便器が9か所あることに加え、小学校校舎内のトイレも利用可能となったことで、実態調査を始めた秋以降で混雑は確認されておらず、現場からはトイレ利用に関して特に課題はないとの報告を受けております。引き続き、指導員や利用者の意見も踏まえながら、必要に応じて運用面の改善にも取り組んでまいります。
<3問目質問>
要望書と市の認識との間に差異がある点について、ご答弁をいただきました。
一方で、私自身も現地を確認し、保護者の方々から直接お話を伺った中では、市が把握されている状況とは異なる認識が示されていることも気になっています。
つまり、市が把握している「混雑は確認されていない」という認識と、要望書を提出された保護者の方々の実感との間に、認識の差が生じているのではないかと考えます。
このような場合、市としてはどのように実態を把握し、認識の差を埋めていくのでしょうか。
<市の答弁>
学童保育のトイレ利用に係るご質問についてですが、 保育中のトイレ利用の状況については、学童保育指導員からの報告に加え、当課職員も現場に赴き、混雑することなく利用できていることを繰り返し確認し、実態把握は適切に実施されていると考えております。 要望に対しては、専用便器が9か所あることや校舎内のトイレも利用可能となったことで、混雑は発生していない現状をご理解いただけるよう、丁寧な説明に努めてまいります
<最後に意見要望です>
市の担当者として、現在の利用実態の把握にあたり、職員や指導員からの報告をもとに確認されていることは理解しました。
しかしながら、私のもとには約200名の署名を提出された保護者の方々から、トイレ環境について切実な声が寄せられているのも事実です。
市としては便器の数として9か所あるとの整理でしたが、A室に2か所、B室に7か所という配置の中で、A室からB室のトイレまでの距離について、低学年の児童や障がいのある児童にとってどのような負担となっているのか、子どもの目線での検証も必要ではないかと感じています。
また、トイレ利用の際に職員が付き添う場合には、学童室に残る児童の見守り体制への影響が生じる可能性もあるのではないかと考えます。
トイレの問題は、単に数だけではなく、子どもが我慢せず安心して利用できる環境であるかという視点が重要です。
つきましては、職員や指導員からの報告だけでなく、実際に利用している児童や保護者の声も踏まえ、子どもの目線に立った利用実態の把握を行っていただくことを要望いたします。
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今回の議論を通して感じたのは、「市の認識」と「保護者の実感」の間に差が生じている可能性です。
市としては、指導員からの報告や職員による現地確認により「混雑は確認されていない」との説明でした。
一方で、短期間で約200名の署名が集まったという事実は、一定数の保護者が利用環境に課題を感じていることの表れでもあるのではないかと感じています。
トイレの問題は、単に便器の数だけではなく、
・付き添いによる見守り体制への影響
・子どもが我慢せず利用できる環境であるか
といった、子どもの目線での環境も大切だと思います。
施設の改修はすぐには難しい面もあります。
だからこそ、現場の声や利用実態を丁寧に確認しながら、運用面で改善できることがないか検討していくことが大切ではないかと感じました。
子どもたちが毎日過ごす場所だからこそ、安心して過ごせる環境であってほしい。
今後も、現場の声をしっかり受け止めながら議論を続けていきたいと思います。
なお、この議論を通じて私が感じたことや、考えたことについては、noteにもまとめています。よければ読んで下さい。
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