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高槻市 ワイワイ(WAIWAI)カフェ 子育て支援について

執筆者の写真: 西村ゆみ西村ゆみ

こんにちは


所属している福祉企業委員会の所管事務報告内には、本年度の予算検討事項が記載されております。

その中で、全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てできるよう、妊娠期から出産・子育て期まで一貫した相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ「伴走型支援」と妊娠期や出産後の経済的負担軽減等を図る「経済的支援」を一体的に実施する


と記載をみつけました。


伴走型?こんなサービスあるの?!それともあったの?


驚きしかありません。


なぜなら・・・

私自身、高槻市の個人病院で出産後、すぐに大学病院へ行き、先生から「全盲」と告知を受けました。しかし行政の方々との連携がほとんどなかったためどのように助けを求めればよいか分からず、絶望的な状況に置かれました。

伴走サービスを受けることもなく、ほぼ放置に近い状況でした。

なので、時代が変わったのか、もしくが私がサービスの存在を知らなかったのか、真相を確かめるためにお話を伺いに行きました。


そして驚くべきことが分かりました。

このサービスはなんと、平成28年度にできたそうです!!!!


私が娘を出産したのは平成26年度でしたので、サポートが最も不足していた時期だったようです・・涙


この年、全国的に虐待の事例が相次いだことから、国全体で出産・子育て支援が喫緊の課題として取り上げられ、高槻も環境を整えたとのこと。。


では具体的にどのように伴走型のサポートが行われているのでしょうか?


始まりは、母子手帳を渡す時から始まります。 高槻こども未来館では、母子手帳を渡す際に、伴走型相談支援の説明をしっかりと行っているそうです。保健師さんが一方的に冊子を渡すだけではなく、プランを作りながらサポートしていくようです。

このサポートは妊娠から2歳までの長期の期間に渡り行われます。 伴走する保健師さんは約27人在籍しており、高槻の41校の小学校の校区に分かれて担当者がサポートを行います。


何よりも、医療と行政の連携が素晴らしい進歩を遂げております。 要養育支援者情報提供票が作られ、医療側から行政へと情報を提供する仕組みへと変わりました。医療ソーシャルワーカーさんも力になってくださるようです。


平成26年度の私が絶望を感じたような告知だけで終わる時代ではないようです・・ 高槻が子育てを安心して行える体制を整えるために頑張っていることを知り、とても嬉しく思いました。


ワイワイカフェでは子育てに関するいろんな情報を発信しています。 こちら


ただ話をしながら課題を発見しました。


その課題は、「市民の皆様への情報発信はどのように行われていますか?」と質問をしたところ、


「市の広報誌かホームページ」


との回答だったので、ホームページのアクセス数を尋ねると


なんと毎月平均5000ビューほどしかないそうです。


中核市の人口や子育てや出産に関心を持つ人々を考慮すると・・・・閲覧数が少ないように思えます


行政の方々とも


「情報過多の時代の中で、市民に必要な情報をどうやったら届けることができるのか?」


と、課題に感じておられるようで、どう情報発信をすれば必要な方に届くのか?


この問題に関しては、議員として考えていかなければならない重要な課題の1つだと思います。


またこの件に関しましては随時報告していきたいと考えています!


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