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  • 執筆者の写真西村ゆみ

視覚障害者が活躍できる未来のために私ができる第一歩


現在、高槻市議会議員としての活動の他に、私はキャリアコンサルタントとして視覚障害者への就労支援を行っています。


そこで出会った視覚障害者の方たちは皆さん、


「見えないことを理由に、これまで学校やアルバイトなど体験機会を得られなかった。だから自分は何ができるのか?何がやりたいことなのか分からない」 と、自身のキャリアの可能性を探す難しさを語ります。


確かにこれまで視覚障害者の就労は、按摩針灸の仕事が6割を占めています。

それ以外の仕事に就こうとすると企業側は視覚障害者「でも」できる仕事を前提とした業務内容が設計されてしまっています。


このような現状からか、未来をつくる視覚支援学校の子供たちに聞いた、将来やりたい仕事は何か?と問う質問の第一位は「特になし」なのです

※出典 視覚特別支援学校の子供たちに対する「将来なりたい職業」長尾博 2015年より


同年代の目が見える子供たちが書く将来の夢とかけ離れた結果なのです。


こういった声を聞く度になぜ誰も「 見えないからこその強み・優位性とは何か」という視点で考えないのだろうか、と残念に思います。


視覚障害者はマイナスな視点ばかりで述べられる事が多いのですが、そのマイナスを埋めるために、言語能力が強化されている。情報を整理する力や言葉で伝わるように伝える力、相手に言語化させる力など欠かせません。

すぐにメモがとれない事から記憶力も求められます。

「視覚情報を得られないこと」は、視点を変えれば「言語情報に強くならざるを得ない」という優位性になるのです。


「社会が優位性に活かせていない」から視覚障害者を、社会との壁を作っている。

「自らが優位性を見つけられない」から視覚障害者自身も、社会との壁を感じている。


市議議員として、またキャリアコンサルタントとして、私の社会的役割は、


「仕事から人を」育成するサポートだけではなく、「人が仕事の」可能性を広げるサポートが必要だと考えています


SDGS8番で掲げている「働きがいも経済成長も」という考えは、

「人が仕事の」可能性を広げることにより達成できるのではないでしょうか?


「仕事を実行できる人」の育成から「人を活かす仕事」に変革することは、企業が独自性を追求することに大きく貢献に繋がるだろうと考えます。


また、「仕事を実行できない人」から、「自分ならできる仕事をする」という考えは視覚障害者だけにとどまらず、「社会との壁」を感じている人の思い込みを溶かしていきます。


「だからこそ」発揮できる強みを伸ばすことが、自分自身と社会の発展につながるはずだと確信しています。


できることを一歩づつ頑張ります

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