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  • 執筆者の写真西村ゆみ

福祉企業委員会で佐賀市と久留米市へ 視察のご報告

こんにちは


所属する福祉企業委員会で市営バスについて学ぶため、佐賀県佐賀市と、ヤングケアラーについて学ぶために久留米市へ視察に行ってきました。


1日目は佐賀市へ




大阪府内で唯一の公営バスを有するのが高槻市です。

しかしながら現在、物流、運送業で問題となっている2024年問題でドライバー不足が高槻市でも深刻な問題となっています。ダイヤ改正などにて減便するなど公営バスの運行を守るべく職員の方が必死に取り組んで下さっている現状があります。


佐賀市も同様に公営バスを運行しています。 教えて頂く中で驚いたことは「地域主体で考える」取り組みをされていることでした。利用者が少ない地区においては、地域ごとに異なる住民の要望を考慮し、地域が運航事業所と契約をし、市が半分補助を行う仕組みが機能していました (残りの費用は自治会費や企業からの協賛などを募り運航継続と努力しているようです。)


高槻でも、公共の福祉を意識しつつ、事業が継続できるように市の役割を検討する必要があります。そのためには地域の市民やコミュニティを構成する自治会・学校・事業所などと協働が不可欠だと感じました。


2日目は久留米市へ。




ヤングケアラー専門の相談窓口が設置されたとのことでお話を伺ってきました。

2022年11月から7名の職員さんで対応しているようです。 ヤングケアラーの問題は、家庭内での問題ということで、実態の把握が難しいうえ、子ども自身が日常生活なために、気が付かないことから、表面化しづらいことです。


そのため、久留米市さんではとにかく、ヤングケアラーであると周囲が気づくこと、子供も気軽に助けを求めるsosをだせる体制を整えてました!


頂いたチラシも市役所に訪れた市民の方へ意識づけさせる文言になっていました。





また、マンガで子供たちにも気がついてもらえるように配布物を作成されています




手引きの作成、研修会の実施、オンラインサロン、また実態調査をするために支援学校も含めた小中学校にアンケートを実施されてました。


高槻でも本年度、ヤングケアラーに関するアンケートを実施し、約500人の潜在的な存在が明らかになり、声をあげる仕組みをどう作るか?を考えていかねばならないと考えています。


久留米市さんは、まずは取り組みを始めることが重要で、必要なものなど都度、改善、改良、発展と変化していくと、変化に対応する大切さを語ってくださり、行政の在り方を学ぶことができました。


小さくはじめてみることが自治体運営においても大事だと考えています。完璧にしてからでないとサービスはできないとするならば、結局はいつまでたってもやらない、救える子供も救えずとなってしまいます。


高槻では専用の相談窓口はありませんが、相談はできます。 取り組めるところからを忘れず一緒に頑張っていきたいです


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